白神山地観光に来たらはずせない!郷土料理とお酒が楽しめるお店@秋田 べらぼう
地元でひとり飲み。
旅先では夕ご飯を居酒屋で過ごすことが多いので、よくひとり飲みをしているのですが、
地元では帰ってくると友達と飲み歩くことになるので、ひとり飲みははじめてです。
柳町から少し細い道を入った場所にあります。
「べらぼう」は能代に古くから伝わる凧のこと。
むかし、北前船の寄港地として栄えた能代港で、港の目印として使われていたという言い伝えが残る伝統の凧で、舌を出していることから「べらぼう凧」と呼ばれています。舌を出すのは魔よけの意味をあるそうですよ。
子どもの頃、畳10畳ほどの大きなべらぼう凧をあげる大会がありました。
調べたら1655年ごろから行われているようです。
と、やたらと「べらぼう」についての説明が長くなりましたが、店名はそちらからとったようです。
お店の外にも中にも「べらぼう凧」が描かれています。
店内はカウンターとテーブル。
結構広いです。
でも、お客さんは最初私ひとり。
田植え時期と稲刈りの時期が暇なのだとか。
米どころらしい(^^;;
地元酒造の喜久水さんに頼んで作ってもらっているという「うぼらべの酒」をお願いしました。
最初少しコップに注いで味見をさせてくれます。
それで大丈夫ならコップに注いでくれるのですが
表面張力の勉強ができます(^^;
この時期は「みずのがっこ」だね。
お通しは山菜のみずを漬物にした「みずのがっこ」です。
比内地鶏の玉子焼き
出し巻き玉子ではなく家庭の玉子焼き。
でも、お砂糖は入っていないので、能代の味とはちょっと違う。
酒飲み用の玉子焼き。
比内地鶏の焼きとり
ネギマを塩で。
スズキのお刺身の酒盗のせ
イカのお刺身に酒盗を載せたのがおいしいと食べログにあったのでお願いしたところ、今日はイカがないということでスズキで作ってもらいました。
メニューは少ないけれど、お店の人にお願いすると色々作ってもらえるようです。
常連さんは姫竹の炭火焼きを食べていました。
お店はおじさん2人と若手(?)の男性ひとりでやっていて花はないですが(笑)、
3人ともお話好きで、はじめてでも楽しい時間を過ごすことができます。
お料理はどれも家庭料理のようなので、私たちの親世代には「家で食べられるものをなんでわざわざ」と思うようですが、
旅行や出張で来た人は、地元の味が楽しめる貴重な居酒屋だと思います。
バスも電車もないので30分ほど歩いてお店に行ったのですが
「都会の人はよく歩くね!この間も東能代から歩いてきた人がいたよ」と。
言われてみれば地元の人は歩かないね。
30分歩いてきたけど誰一人としてすれ違わなかったよ(^^;
町中を歩いてきたのに…
ちなみにお会計は2,500円。
酒どこ べらぼう (居酒屋 / 能代駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7
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