鮓 湊@赤坂 職人のワザが光る本格江戸前寿司がいただけます。
赤坂でしーすー。
まわらないお寿司。毎月は食べられないけど、3ヶ月に一度は食べたいですよね~。
というわけで知人の紹介で9月6日にOPENしたばかりの鮓湊へ旦那と出かけてきました。
最寄り駅は赤坂となっていたけど、私達は赤坂見附から。
それでも歩いて4分くらいです。
カウンターの他に個室もありました。
個室は間仕切りをとって繋げることも可能とか。
そうすると8名まで使えるそうですよ。
今回は15,000円のコースをお願いしました。
先月のお給料日、次男は同期とモチベーションアップのために銀座で30,000円のお鮨を食べて来たとか。
親はその半分ですよ。
それでも十分満足できる内容でしたけどね。
次男には値段じゃないなって教えたい。
決して親の負け惜しみじゃないですよ。
さてさて、旦那さんは瓶ビールで。
700円
私は富士山をハイボールで。
1000円
コースはアメーラトマトの煮びたしからスタート
ふっくらとやわらかいトマト
前菜盛り合わせ
とこぶしの磯煮 肝添え
あん肝とズワイガニのほぐし身
たらこのカラスミ
とこぶしは口の中に入れると柚子の香りが広がります。
たらこのカラスミは大根の薄切りと一緒に。
ボラのカラスミもこれから仕込むそうですよ。
あん肝は添えられてた生海苔と一緒にいただきます。
この一皿だけで、かなり満足度高いです。
平目の昆布〆
上に乗っているのはエンガワです。
こちらも青柚子の爽やかな香りが口の中に広がります。
ミズタコの昆布〆
私は炙った吸盤のコリコリとした食感と香ばしさが、とっても気に入りました。
北海つぶ貝
丁寧な隠し包丁が入ってて食べやすいです。シンプルに藻塩で。
お酒も進みます。
天寶一
1,400円
広島の小さな酒蔵の日本酒です。
超辛口でお鮨にはピッタリ!
ムラサキ雲丹
贅沢にも雲丹ご飯の上に雲丹です。
大将は銀座久兵衛で修行されていたそうですが、久兵衛は雲丹の軍艦巻きの元祖。それでいて、軍艦ではなく自分なりの手法で雲丹を提供してくれる心意気がいいですね。
雲丹は根室産だそうです。
本当に贅沢です。
中トロ
今までが斬新過ぎて、中トロが普通に感じてしまう(^^;
生いくら
醤油漬けじゃないんですよ。
生のイクラを出汁でいただくんです。
イクラを生で食べるってはじめてかも。
大将は丁寧に板を拭いてから次のネタを置いてくれるんですよ。
安曇野産のワサビも少しずつ卸して新鮮なものを使っているんです。
とにかく丁寧!!
カウンターで見ていて気持ち良いです。
コハダ
お、強めに酢が効いてますね。
コハダといえば天草。
こちらも天草のコハダだそうですよ。
この仕事ぶりならシンコもおいしそうです。
シンコLOVEな私は、しばらくシンコの話で盛り上がりました(^^;
クロムツ
塩で〆た後、昆布〆にし、最後皮目の部分を炙っているのだとか。
ひとくちでいただくのが勿体ないくらい手が込んでいます。
オーロラサーモン
水分の多いオーロラサーモンは砂糖で〆た後、塩で〆るのだそうです。
プルンとした身になっています。
この日の日本酒メニューから、さらにお酒を追加。
秋櫻
こちらも広島の日本酒です。
前のに比べるとフルーティー。
今風の飲みやすい日本酒です。
くえのしゃぶしゃぶ
しゃぶしゃぶするタイミングがわからなくて、コンロの火が消えてからのしゃぶしゃぶ(^^;
お刺身でも食べられるくえなので大丈夫。
熟成させたくえ本来の味を堪能すべく、ポン酢につけないでそのままいただきました。
とろたく
なんて言っていいのかどうか・・・
中落ちと中トロ、そして沢庵を巻いているので、確かにとろたくなんだけど、ゴージャスすぎ。
新イカ
きゃーーーー!
こんな貴重なネタが食べられるなんて!!
コウイカのうまれてまもないイカが新イカ。
このサイズで1パイという小さな小さなイカ。
言われなければイカとわからない、薄くてやわらかい魚のお刺身のような食感。
上に乗っているのはイカ墨を使った墨塩。
こういう旬の素材を大事にしてくれるお鮨屋さんなら、季節ごとに通いたくなるわ~。
「お肉には四季がないけど、魚には四季があるから楽しい」と大将。
まさしく!!
だから私も海鮮が好きなのかな。
車エビ
こちらも天草産の車エビ。
身が厚い!!
バフン雲丹
さっきはムラサキ雲丹、今回はバフン雲丹。
ムラサキ雲丹もおいしかったけど、バフン雲丹はさらに味が濃いのね~~。
北方領土のバフン雲丹だそうです。
真鯛の味噌幽庵焼き
お鮨大好きでは、ここで焼き物をいただくと優しい甘さにホッとしますね。
甘海老の塩麹漬け、帆立の沖漬け
ぷっくりとした甘海老、肉厚の帆立。
蝦蛄
岡山のオカベ水産の蝦蛄です。
蝦蛄といえばオカベ水産と言われるくらいの老舗。
有名割烹や鮨店でも使われてる蝦蛄です。
コリコリした食感がたまりません。
こういう時、苦手な食材がなくてよかったと思います(笑)
赤身のひらづけ
ひらづけは握る前にさっと漬けたものなので、赤身本来の味を楽しめました。
玉子焼き
玉砂糖を使って玉子焼きを作り、上から炭を当てて焼いているのですが、カステラのような感じです。
穴子のお吸い物
一瞬鱧と勘違いしちゃいましたが、穴子でした。
穴子を骨切りして、湯引きしたものと松茸のお吸い物。
鱧はもう季節じゃないものね~。
そして、穴子や鰻はこれからおいしくなるのよね~。
なんて話題で盛り上がっちゃいました。
穴子の甘ダレ
ワサビではなく山椒の辛さが、甘ダレをひきしめています。
豊水
こちらも、そろそろ旬の終わりですね。
果汁たっぷりで甘い梨でした。
いや~~~お腹がはち切れるかと思いましたよ(^^;
ボリュームありすぎ!
それでいて、どれも手が込んでる!!
お話もとっても楽しかったです。
ほんと、季節ごとに通いたいお店です。