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奈良 2017

奈良 二月堂 お水取りを効率よく見る方法

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奈良
高校の修学旅行で東大寺の二月堂に来ました。
その時、お水取りのポスターや絵葉書を見て、こんな幻想的な行事があるなんてと感動した覚えがあります。
なんせ高校生ですから神社仏閣巡りなんて退屈で(^^;
でも、お水取りの写真の美しさは本当に心に残ったんです。
まさかン十年経って、本物を見ることができるとは。

二月堂お水取り/修二会
天平勝宝4年(752)東大寺開山以来一度も途絶えることなく、1260年以上続けられている行事で、 二月堂の本尊十一面観音に、東大寺の僧侶が人々にかわって苦行を引き受け、罪を懺悔して国家の安泰と万民の豊楽を祈る法要です。
2月20日から3月15日まで行われ、2月中は別火という支度期間、3月1日から本行となります。
「お水取り」は「修二会」ともいい、旧暦の2月1日から行われていたので、二月に修する法会ということで修二会と呼ばれています。また二月堂の名もこのことに由来しています。
3月1日から、この行を勤める練行衆が7メートルの松明を持って走って二月堂のお堂に入っていきます。
3月12日の深夜には大きな松明が11本上がり、この日が「お水取り」のメインイベントといってもよいでしょう。訪れる人も一番多く、入場規制が行われます。


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私たちが見学したのは初日ということもあり、結構な人出でした。
6時半くらいについて、この位置です。
後からわかったのですが、この場所が比較的空いていたのは左の大きな杉の木が邪魔で松明の上り下りが見えづらいからでした。
火の粉を浴びると無病息災で過ごせるということで、一番前が人気ですが、前に行くには1時間以上前に並ばなければいけないとホテルの人が教えてくれました。
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夜ですが、境内には灯りもあり、はじまる前は比較的歩きやすいです。

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ただし、修二会が始まる前には電気がすべて消されます。
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松明は向かって左から右に向かって、早いスピードで移動していきます。
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三脚、一脚、脚立禁止なので、私の腕ではこれが限界。
三脚や一脚は向かって右側に専用スペースがありました。
修二会がはじまったら写真撮影は大丈夫ですがフラッシュは禁止です。
カメラのフラッシュでは全然二月堂には届かないし、練行衆が眩しくて危険なのだそうです。
散々注意していたのに、いざ始まると後ろの女性がバシバシフラッシュたいてて、二回ほど鬼のような形相で睨みつけましたよ。

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時々、松明が大きな塊のまま落ちてくることも。
下にはたくさんの消防士さんが待機しています。
なかなかあの下に行くのは勇気がいりそうです(^^;

この日は10本の松明が灯ることになっていたのですが、夕ご飯の時間が20時からだったので、4本ほど見て混む前に帰路につきました。
来た道を戻るのは人がいっぱいで難しそうだったので、二月堂に向かって左側に降りて行き、そのまままっすぐ歩いてバス通りまで行き、バスに乗って帰ってきました。

18時にホテルを出て、18時半に二月堂に到着。19時20分に二月堂を出て、20時の夕ご飯に間に合いました。
サクッと見学するなら、こんな感じで良いのではないでしょうか?

二月堂
近鉄奈良駅バス停(N-3)から市内循環バス内回りに乗り、東大寺大仏殿・春日大社(N-7)で降り、二月堂に向かい、帰りはバス通りに出たら左に曲がってすぐにバス停がありました。バス停の名前は忘れちゃったのだけど(--;

3月12日以外の日で、さっくり見てきたいう人は参考にしてください。
3月12日は3時間以上前の場所取りが必要なようです。

東大寺二月堂
奈良県奈良市雑司町406−1
0742-22-3386


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