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モニター&イベント

日本モンサントの遺伝子組換え作物の農場見学・試食会に参加してきました。

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モンサント
畑からとってきたばかりのスイートコーン。
もちもちとした日本のトウモロコシと違い、シャキシャキとジューシーなスイートコーンはアメリカのトウモロコシです。
そして、このスイートコーンは遺伝子組換え作物(GM)なのです。


今回、日本モンサント様のご招待で、農場見学・試食体験ツアーに参加してきました。

モンサント・カンパニーと日本モンサント

モンサント・カンパニーとは、1901年、ミズーリ州セントルイスにジョン・F・クイーニイが創業。現在は主に除草剤ラウンドアップと、ラウンドアップに耐性をもつ遺伝子組み換え作物を販売している多国籍バイオ化学メーカーです。
2008年に公開されたドキュメンタリー映画『モンサントの不自然な食べもの』が、国際的な環境賞レイチェル・カーソン賞を受賞するなど、どちらかというと悪いイメージばかりが先行している企業ですが、自然資源を保全しながら、農作物の生産性を向上させ、飢餓から人々を救うべくその土地にあった農業の開発に力を入れている企業です。
日本モンサントは、日本では遺伝子組換え作物の栽培が許可されていないので、主に遺伝子組換え作物の認可・申請、遺伝子組換え作物の情報提供、日本向け野菜の品種開発・従来育種の種子販売、稲の新品種の開発と商品化を行っています。
日本モンサント
>>http://www.monsanto.com/global/jp/pages/default.aspx

ほとんどの人が日常的に摂取している遺伝子組換え作物

遺伝子組換え作物というと、まるで毒物のように思われている方も多いですが、日本には年間1600万トンの遺伝子組換え作物が輸入されています。日本人の年間の米の消費量が800万トンですので、その2倍の量です。そして、遺伝子組換え作物を輸入するようになって、すでに18年が経過しています。
遺伝子組換え作物のほとんどはデントコーンという家畜用の肥料で、他に清涼飲料水の甘味料やサラダ油やダイズ油などに加工されています。加工された遺伝子組換え作物は、DNAやたんぱく質が分解されてるため表示義務がありません。なので、よっぽど気を付けて食品を選んでいない限りは、私たちは知らないうちに、既に遺伝子組換え作物を日常的に口にしているのです。
ちなみにイオンでは自主的に遺伝子組換え食品を使った商品に「遺伝子組換え不分別」の表示をしているそうですよ。

もし日本が遺伝子組換え作物を含む食料輸入をストップし、国内の作物だけで生活するとなると、日々のメニューは下記のようになるそうです。
モンサント
外食なんてできなくなりますね。
遺伝子組換えによって作られるのはタンパク質

モンサント
遺伝子組換えによって作られているのはタンパク室で、胃腸の中で消化されるので、水俣病の水銀やイタイイタイ病のカドミウムのように、体に蓄積して悪影響を及ぼすことはありません。

モンサント
害虫抵抗性(Bt)作物のタンパク質は、害虫の持つBt作物受容体と結びつき消化管を破壊しますが、Bt受容体を持っていない人間は胃腸で消化されるため、体に害はないと言われています。

農場見学

会議室で遺伝子組換え作物について学んだあとは、茨城県稲敷郡河内町にある農場にバスで向かいました。
モンサント
一面に広がる日本の田園風景の中を走ること30分ほどで農場に到着です。

モンサント
外から異物を持ち込まないよう、また逆にモンサント農場の種子が外にでないよう用意された長靴に履き替え、網で囲まれた農場に入ります。

モンサント

その中で育っていた作物は結構衝撃的でした。。

大豆
畑には3種類の大豆の姿がありました。
モンサント
通常の大豆栽培では、雑草が大豆以上にたくさん生い茂っていました。

モンサント
ラウンドアップという農薬を一度撒いた大豆。
雑草と一緒に大豆も枯れています。

モンサント
遺伝子組換え大豆にラウンドアップを一度撒いた畑。
雑草だけが枯れ、大豆は青々と育っています。

たった一度の農薬散布で農家の手間は格段に減ります。

スイートコーン
モンサント
自分も子どもの頃、親が畑でトウモロコシを育てていたのでわかるのですが、トウモロコシって虫がつきやすいんですよね。
何もしていないアメリカのトウモロコシ、スイートコーンは、害虫被害で枯れかけています。

実の中にも、茎の中にも害虫が。
モンサント

対して、横に同じように植えられたBt作物は、害虫の被害も受けずにヒゲまで艶々ときれいに育っています。
モンサント

モンサント

皮をむくとおいしそうなスイートコーンが現れました。
モンサント

同じ敷地にまったく違う姿の作物が並んでいるのですよ。
これは、なかなか衝撃的な光景でした。

試食会

モンサント
農場でとれたスイートコーンと、日本モンサントが交配育種で育成した茨城県産地品種銘柄に設定されたお米「とねのめぐみ」です。

スイートコーンは冒頭で述べたように、とてもシャキシャキとしてジューシーな甘いトウモロコシでした。缶詰のスイートコーンはきっとこの種類のコーンなのでしょうね。

モンサント
「とねのめぐみ」は、もちもちとした食感で、噛みしめると口の中に甘さが広がります。

モンサント
収穫してきたばかりのスイートコーンは、その場で電子レンジで調理。

モンサント
スルリと皮が向けるスイートコーンは、その前に食べたものに比べて、さらに甘くてジューシー。

モロコシ汁プッシャーーーー!!的な(笑)

電子レンジで調理すると、トウモロコシはとてもおいしくなるそうですが、通常のトウモロコシだと中に虫がいる場合もあるので、電子レンジで調理できないそうです。Bt作物だから電子レンジ調理が可能なのだそうです。

まとめ

モンサント
遺伝子組換え食品は安全だということを今回教えていただきましたが、正直畑で見た違和感はなかなか払拭できません(^^;
とはいえ、遺伝子組換え食品を頭から完全に否定するわけでもありません。
今抱えている食糧問題を解決するのには、昔ながらの農業ではダメなんですよね。
モンサントでは、今、糖尿病患者が食べることができるお米の開発なども行っているそうです。

頭から遺伝子組換え食品を否定するのではなく、農業の未来、人々の食生活の未来を担う作物として、遺伝子組換え食品について、今後も注目していきたいと思います。

日本モンサントでは、よくある質問ページで、世間でささやかれている噂について、きちんと答えています。
>>日本モンサントによくある質問
定期的に農場見学会なども行っているようなので、機会があったら実際に自分の目で作物を見て、いろいろ質問してみるといいと思います。
貴重な機会をありがとうございました。

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