日本を応援しよう！ニッポンセレクト.comの地域の特産物応援プロジェクト第一弾に参加してきました。

最初に話したように、日本にはあまり知られていない多くの特産物がありますが、それらは中小企業や家族や親族だけの小規模事業で行われていることも多く、製品は良いのに宣伝するためのノウハウや流通ルートを持っていないので、私達が手にすることができないのです。

そこで、ニッポンセレクト.comは日本中の商工会議所に声をかけ、各商工会議所が選んできた「これぞ！」という逸品を、フードコーディネイターの手でおいしく盛りつけ、カメラマンが写真を撮り、コピーライターがキャッチコピーをつけて、ネットで販売をはじめたのです。

日本中の商工会議所って１６００以上あって、北は北海道の猿払、南は与那国島まであるんですって。
猿払といえば･･･昨年行きましたよ！！
関連記事：日本最北端の村でホタテづくしのお弁当を食べる！
鰊の水揚げが減って「貧乏見たけりゃ猿払村に行きな」と言われるくらいの貧乏村が、多額の借金を背負いながら帆立の養殖を始め、それが大成功！！自然に海の中を動き回って育つ猿仏の帆立は、身が分厚くて、甘みが強く、めちゃくちゃ美味しかったです。

こういう美味しいものが地方にはたくさんあるんですよ(^^)

で、猿払の帆立は横浜の崎陽軒のシュウマイでも使われるようになり大成功しているのですが、ほとんどは結構経営がきついわけです。

たとえば広島県因島の杜仲茶。

杜仲茶は１９７０年代に日本で大ブームが起きました。＜お母さんから聞いたんですけどね（嘘）
その後１９８７年から因島にあった造船会社が製造・販売を行ったのですが、今は国内の製薬会社に販売の権利を譲ったそうです。ところが、その製薬会社では因島の杜仲茶を使用していないんですね。

なので、今、因島には杜仲茶を作る畑と人はいるのに販売するすべが限られてしまっているのです。

杜仲茶は、腰痛、足腰の倦怠感解消、頻尿、肝機能・腎機能の強化、高血圧に効果があると言われています。
国内に安心・安全な杜仲茶があるのに、中国から輸入した杜仲茶を飲まなきゃいけないって変ですよね(--;

しかも、因島の杜仲茶がブームになったら、同じような気候の瀬戸内のいろんな地方で杜仲茶の栽培を行い、第二の『葉っぱビジネス』になるかもしれないのです。

葉っぱビジネスとは･･･
徳島県の高齢化がすすんだ過疎の村で、お刺身のツマ（葉っぱ）を作るビジネスをはじめ、いまや年商２億を越える産業に。　関連サイト⇒株式会社いろどり

ニッポンセレクト.comが目指すのは、こういうことなんだろうなぁ～と思いましたよ。

おもしろい！！すっごいおもしろい！！こういうプロジェクト大好き！！

食べ物だけじゃなく、伝統工芸も応援しているんですよ。
 
こういう和蝋燭は高校生の子どもを持つ親には嬉しいかも。
高校生くらいになると海外留学したり、留学生と接する機会が増えたり、研修旅行で海外に出かける機会が増えるものね。
そのたびに日本からのお土産に頭を悩ます人も多いはず(^^;


 
こういう伝統芸能は未来に残していきたいですよね～。

また、日本には新しい特産品もどんどん生まれてきているんですよ。
たとえば、この間参加してきた新潟県の糸魚川商工会議所がはじめた「ヒスイネイル」。
ヒスイを研磨したときに出る粉を混ぜてキラキラ輝くネイルをし、きれい＋パワーをもらっちゃうというネイル。
早くこれが都内に入ってこないかと、私は待っているんですよ（笑）
ヒスイの粉いりのマニキュア販売されないかしら～。


と、興奮のあまりちょっと話が逸れてしまいましたが(^^;
日本を応援するニッポンセレクト.comのプロジェクトを私は応援していきたいと思います。

イベントでは、いろんな特産物を試食させていただきましたので、その忌憚のない（笑）意見を別の記事で紹介しますね。

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