鳩肉屋@赤阪 人生初の鳩肉チャレンジ!

お友達に誘われて人生初の鳩肉を食べに出かけました。
写真は赤坂駅からお店に行く途中の公園にあったオブジェ。
鳩ではなくインコ。
お店の名前は「鳩肉屋」
日本で唯一の鳩肉専門店です。

ビルの地下1階にあって入口は目立ちません。
隠れ家のようなお店。

店内はとってもオリエンタルな雰囲気。

8,800円のフルコースをいただきました。
お店は完全予約制。
ここで食べられる鳩は、千葉県九十九里にある自社鳩牧場で飼育している鳩です。
下処理が必要なので予約が必要なんです。
今まで日本で食べられていたのは輸入された冷凍の鳩肉だったので、新鮮な国産の鳩肉というだけでも貴重なのです。
こちらはワインも有名。
アギヨルギティコ シャリーヌ オーガニック

ギリシャの赤ワインをいただきました。
フルコースは、まずはメゼと言われる前菜が10種類。

ビーツとヨーグルトのディップ
炭焼き茄子のディップ
オリエンタルサラダ
焼き茄子のディップは以前料理教室でギリシャ料理で習った料理に似てる。
その時、焼き茄子は焼いたらビニール袋に入れて放っておくと、皮がむきやすくなるってきいたのよねw

どれもパパドにつけていただきます。
パパドって中近東の料理を食べに行くと出てくるよね。
ムール貝のチウラ詰め

チウラはネパールのお米の乾物。
保存食のようなものです。
芳ばしい感じ。
蛍烏賊マスタード風味

蛍烏賊のシーズンだけど、ここで食べられるとは思わなかったわ。
自社栽培袋茸のからすみソース

袋茸も自社農園で育てているのだそうです。
空豆コロッケ ターメイヤ

ちょっとホッとする味(笑)
味の想像できるものが出ると安心しますよね。
チョルバス(れんず豆)のスープ

そして、またオリエンタルな味。
途中レモンをしぼって味変したり。
でた~~!
鳩の脳みそ バルサミコソース
干し鳩

見た目のインパクトがぁぁぁw
でも、脳みそは意外にクセがない…と思わせて、最後に若干レバーっぽさが。
干し鳩は普通に居酒屋のおつまみででても違和感のない味w
さぁ~~鳩が来ますよ~。

2人なので一人ずつ味付けを変えてもらえます。
まずは、シンプルな「クラシカル」

鳩肉の味そのものを楽しむ焼き方です。
シンプルに塩とレモンで。
見た目が赤いのは、血を残しているから。
ヨーロッパで血のソーセージがよく食べられるけど、それが好きな人にはたまらないと思う。
もう1羽は「チャイニーズ」で。
チャイニーズは2日前までの予約が必要です。
これはなかなかw

この後、お店の方がカットしてくれます。

北京ダックのように飴をかけてパリパリに仕上げた鳩は、クラシカルよりも食べやすい味です。
梅のソースをつけると、また、味が変わって、2つの味が楽しめます。
他にトマトブラックペッパーやボタニカル(ハーブ)があり、4種類からひとつ選ぶことができます。
ホルモンミックス炒め

砂肝、レバー、ハツ、肺、首皮さえずり(食道)、ボンジリ
鳩のホルモンってめっちゃ希少な部位ですよね。
フレンチではきっと出ない。
食べた人少ないと思う。
蕎麦の実と鳩スープの粥

ご飯ではなく蕎麦の実を使ったお粥。
鳩の風味が出たスープで、一番鳩の味がわかるかも。
バクラヴァ(トルコパイ)
バニラアイスクリーム


温かいお茶とデザートで宴は終了。
ほんの数時間の中近東トリップ。
友達がフレンチで鳩を食べるのを毎年楽しみにしていて、鳩ってどんな味なんだろうとずっと気になっていたんです。
マニアックな味に驚きの連続でした。
好きな人は絶対はまると思います。
6600円の初心者向けコースもあります(^^)
鳩肉屋 (鳥料理 / 赤坂駅、赤坂見附駅、溜池山王駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7
- 関連記事