鮨ふじまさ@恵比寿 口の中いっぱいの雲丹の幸せ♪

恵比寿でおいしいお鮨をいただきました。

恵比寿駅西口から、線路の横の坂道をのぼりきった先にあるビルの2階。
徒歩3分だけど急坂なので、食事前の準備運動になりますw

メインカウンターは10席。

この日は2人ずつ3組のお客さん。
おまかせフルコース 22,000円(税込)をいただきました。
品数が多くて贅沢なコースでしたよ。
アルコールもOKですが、大好きな福島の天然水があったのでこちらを。


トロの手巻き

最初は手巻きです。
赤酢のシャリに大間のトロのたたきをこんとび海苔で巻いています。
手巻きにしているのにパリパリの食感がしっかり残った海苔。
青のりも混ざっているから風味もいい!
こんとび海苔、覚えたw
ごま豆腐

手練の自家製ごま豆腐はもちもち!
雲丹も乗ってて豪華!
この日のネタを大将が見せてくれました。

コースが進んでも、ポイントポイントでネタを見せてくれるんですよ。
まるでショーを見ているような楽しさでした。
西伊豆のシマアジ

夏が旬の魚だけど、まだまだおいしい。
夏の名残の味。
蛸のやわらか煮

これ本当に蛸?と驚くくらいやわらかい!
飲める!←やめい
大根と煮るとやわらかくなるそうなので、今度試してみようっと。
稲取のキンメダイ

軽くあぶっているので香ばしい~
シンイカ

今年も食べることができて嬉しい!
スミイカの子どもです。
この歯切れの良さがたまらないのよ。
カマスの塩焼き

シンプルな塩焼き。
カマスの旨味が濃縮されていて、とってもジューシー。
土瓶蒸し

お~~~秋の味覚ですね~。

松茸と鱧。
夏の味覚と思われている鱧ですが、おいしいのは実は9月くらいなのだそうです。
鱚

塩〆
昆布〆は食べたことあるけど、鮮度がいいので塩だけで〆たのだそうです。
東京湾の鱚だそうですよ。
東京湾、やるじゃんw
次はまぐろ尽くし。
大間のまぐろを使った握りが4貫続きます。

赤身

ヅケじゃない赤身って、江戸前鮨では逆にめずらしいよね。
今日届いたばかりの大間のまぐろの“てんぱね”の部分。
とっても貴重なんです。
お家で食べる赤身のまぐろと全然違う(比べるのがまず失礼)
中トロ

中トロといっても血合いの隣の味が濃い部分です。
トロのヅケ

この日一番感動したのがこれ!
トロをヅケにしているんですよ。
聞いたときは、なんてもったいないと思ったけど、食べてもう言葉を失うおいしさに感動。
柵の状態で湯通ししているので、トロの旨味が中につまっているのですよ。
上に乗っているのは福井の地がらし。
はじめて食べた!

ワサビともマスタードとも和がらしとも違う辛さ!
これ、欲しい!
カマトロ

滅多に食べられないカマトロの部分。
通常のトロは口の中でとろけるけど、カマトロは脂の部分がほんの少し存在感があるので、一瞬で消えることはないのです。
鹿児島出水の鯵

肉厚でおいしい~。
あたり葱って鯵のおいしさを際立たせてくれますよね~。
イシガキガイ

甘みのある貝です。
そして、巨大なアワビがでてきましたよ!

茶碗蒸し

これ、すっごい贅沢な茶碗蒸しなんです。
鰹だしの茶わん蒸しの上にシャリ、そしてアワビの肝とこんとび海苔が入ったソースを上からかけ、切ったアワビを乗せたものなんですよ。
これを茶わん蒸しと呼んでいいのかどうか。
全部混ぜていただきます。

誰も見ていなかったら茶碗舐めて、最後の一滴まで残さずきれいに食べたかったですよ。
愛知の天然クルマエビ

1匹贅沢に握ります。

口の中が海老でいっぱい!
しあわせ…と思っていたら、次がもっとすごかった!
雲丹

盛り盛りの雲丹!
シャリより雲丹が多い!
雲丹タワー。
口の中が雲丹で満たされる幸せ!
あぁ~~~ほんと口福。
穴子

長崎県対馬の穴子は炊き立てでふんわり!
最初の半分は塩と柚子。
残りはツメで。

かんぴょう巻き

赤だし

かっぱ巻き

キュウリが細く切ってあるんです。
シャキシャキとした食感が面白い!
シャリよりキュウリが多いぞ。
玉子

いや、これ、クリーム・ブリュレだよね?
表面カラメリゼされてるし。
いや、おいしいのでいいんです。
お鮨もおいしいし、大将の話もおもしろいし、お客さんはみんなマナーがいいし(マスク会食してた)で、充実した時間を過ごすことができました。
良いお店には良いお客さんが集まるんですね(自分のことは、とりあえず置いといて)
こういうお店はアルコール解禁でいいと思いますよ。
帰り際、次の予約をしていく人も。
一気に3回分の予約をとっていてビックリ!
まだOPENして1年も経っていないお店なんだけど、
緊急事態宣言が解除されたら、予約が取りづらくなるかもね。
恵比寿 鮨 ふじまさ (寿司 / 恵比寿駅、代官山駅)
夜総合点★★★★☆ 4.2