稲荷前古墳群に出かけてみた。

先週、市ヶ尾横穴古墳群に出かけたついでに、近くにある稲荷前古墳群にも行こうとしたのですが、迷子になりたどり着けませんでした。
そこで今週リベンジ!
駐車場が2台あるということなので、今度は車で出かけました。
下から見ると単なる丘にしか見えません。
これはわかりづらい。
上に昇ってもぱっと見、丘でしかないんですけどね。

晴れていたら景色は良さそうです。


弥生時代の次、古墳時代の4世紀から7世紀の古墳のようです。
港北ニュータウンの開発がはじまった1967年(昭和42年)6月15日に発見され、前方後方墳・前方後円墳・円墳・方墳・横穴墓が密集し「古墳の博物館」とも称されたほどでしたが、当時の市長が保存に積極的ではなく、視察の際に「イワシの頭まで残せといってもねぇ」と発言したとか。
調べると、意図的に造成工事で墳丘の周囲を際まで削り落とし絶壁化させて保存不可能な状況にしたとか、なかなかの逸話がゴロゴロ出てきます。当時は住宅地とする方が市にとって有意義と考えられたんでしょうね。
現在は、前方後方墳の16号墳と、方墳の15号・17号墳の3基が残されています。




引っ越してきて20年以上経つのに、その存在を知らなかったくらいなので、他にも知らない人多そうです。
なんか勿体ないですね。
稲荷前古墳群
神奈川県横浜市青葉区大場町156-10
アクセス:東急田園都市線市が尾駅から徒歩25分
東急田園都市線からバス、水道局青葉事務所前下車徒歩5分
駐車場2台
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