鮨 栞庵 やましろ@川崎 フグの白子にハートをいただきました♪
基本日々在宅勤務ですが、どうしても出かけなければいけない日は、いろんなことをまとめて入れちゃいます。
食事もせっかくなので食べたいものを食べ歩きます。
私の食べたいものといったら鮨か海鮮。
というわけで、昼は海鮮丼、夜はまわらないお鮨。
川崎に今月OPENしたばかりのお鮨屋さん。
チネチッタの近くにあります。
1階がファミリーマートなのが目印。
ミシュラン3年連続獲得の銀座の名店「「栞庵 やましろ」の川崎店です。
入口を入るとミシュランガイドが並んでいました。
白木のカウンターと個室が6?7?結構ありました。
個室がこんなに多いお鮨屋さんも珍しいかも。
コロナ禍なので個室はの需要ありがたいですよね。
入口で検温とアルコール消毒をしてカウンターに座りました。
人気No.1というおまかせ握りコース(特上)で予約済です。
プレミアム生ビール 熟撰
1,000円
前菜4種
あん肝の含め煮
子持ち昆布と京菜
ふきのとう豆腐
あん肝は自分で生のものを買ってきて家で蒸して食べるほど好きですが、含め煮ははじめて食べました。
出汁を吸ってふっくらと膨らんだあん肝は、ふんわりと優しい舌触りで、いつも食べているとろりとしたあん肝とは違う食感!
これ、めっちゃ好きです!
ふきのとう豆腐も初めて食べたのですが、ふきのとうの苦みを味噌ベースのソースの甘さがうけとめています。
ちょっぴりほろ苦い大人の恋の味とでもいいましょうかw
不思議な味と食感。
握り1貫目は旬のキンメダイ。
シャリには赤酢が使われています。
お次は真鯵。
思わず「大きい!」と声が出てしまいましたが、こんなに大きいのも珍しいのだとか。
大鯵…もとい大味かと思ったら、旨味はギュッと濃くと鯵好きには嬉しい!
宮城県塩釜産の本鮪の赤身。
この艶!赤い宝石ですよ(^^)
ふとビールのグラスを見たらエンジェルリングが!
グラスがきれいに磨かれていて、ビールを注ぐ人の腕と、ビールの保存状態がよくないと現れないエンジェルリング。
さすがです。
蓮根餅の東寺蒸し
サクサクとした食感の残る蓮根餅を、蕩ける湯葉が包み、雲丹までトッピングされている豪華な逸品!
東寺蒸しの由来は京都の東寺で湯葉が作られていたからだとか。
ブリのお腹の部分を使った握り。
ただでさえ脂ののったブリのお腹の部分ですから、もう口の中で淡雪のように消えていきそうですよ。ブリなのに。
国産山椒ジントニック
800円
ニッカのカフェジンを使ったジントニック。
柚子?カボス?柑橘の爽やかな香りに、リンゴの甘さ、後からピリリとした山椒の刺激。
これはハマる味!
握りはスミイカ。
パラリとふられた藻塩がイカの甘さを際立たせますね。
イカなのにほとんど噛まずに食べられる隠し包丁の妙技がすばらしい!
マナガツオの味噌幽庵焼き
「やましろと書いてあるのは食べられませんから」と。
お姉さん、ありがとう!
食べちゃうところだったよw
カツオ!
ショウガとの相性は抜群よね。
北海道産のムラサキウニ。
飲み込みたくない!
もしくは牛になってずっと反芻していたいおいしさw
キャビア軍艦
なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!と思わず松田優作になってしまいます。
昔、小泉今日子と真田広之が出演した「怪盗ルビィ」という映画の中で、気が弱くて冴えないサラリーマンの真田広之が、うっかり買ってしまったキャビアの缶詰の食べ方がわからず、ご飯の上にのせてキャビア丼にして食べていたんですよ。恐る恐る口に運んで、あまりのおいしさに驚いてパクパク食べていた真田さんの顔がいまだ忘れられず、キャビアというと頭の中にキャビア丼が浮かぶ私です。
ン十年の時を経て、丼ではないけどご飯+キャビアという形で目の前に現れるとは!
人生っておもしろい。
味?真田さんがあんな顔で食べていたのがわかる味ですよ(^^)
そして、好きすぎると写真を失敗するという悪い癖が(--;
中トロ!
もう何も言うことはありません。
フグの白子の茶わん蒸しです。
フグの白子を炙ったものが茶わん蒸しに入っているのですが
焦げ目がハートだよ♪
クリーミーでなめらかな白子は茶わん蒸しとの相性もばっちり!
冬のご馳走ですね(^^)
ひとくちサイズのいくらご飯。
もちろん、ひとくちでなんか食べません。
味わっていただきますよ~。
車エビはプリプリ!
噛むたびに口の中に広がる海老のあまさ。
穴子はふっくら!
シャリと一緒にほろりと崩れます。
〆は巻物。
鉄火巻きというには中の鮪が上物すぎだわ。
玉子焼き。
お醤油のほかになにかのってる?
気になって聞いてみたら
「まずは食べてみてください」と。
なんと上に載ってたのはお醤油ではなく、カラメリゼしたお砂糖!
玉子焼きもトゥルンと滑らかな舌触りで、もはやプディング。
お椀は大きなハマグリ。
デザートはアンズのシャーベットですが、ものすごい果肉感。
アンズそのものを食べているようでした。
都内まで行かなくても、おいしいお鮨が食べられるのは嬉しいです。
川崎 鮨 栞庵 やましろ (寿司 / 川崎駅、京急川崎駅、八丁畷駅)
夜総合点★★★★☆ 4.1
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