結絆@銀座 山本益博氏監修の日本一の朝ご飯をいただく

数か月ぶりにお友達と会うことに。
電車が混まないお昼の時間帯に銀座で待ち合わせ。
ビルの6階にある「結絆」。

和食のお店ですがキッチンを囲むように白木のカウンターがあり、料理の様子を目の前で見ることができます。
ゆったりと食事を楽しみたい人は個室もありますが、

ワクワク感は、やっぱりカウンターですね(^^)

今回は山本益博氏監修の日本一の朝ご飯を目当てにお邪魔しました。
本当は休日の朝専用のメニューだったのですが、コロナ禍の今、平日のランチタイムにもいただけるんです。
料金は8,000円。
ちょっとお高く感じるかもしれませんが、夜はこの倍のお値段なので、初めて利用する人にはお試しに良いのでは?
目覚めの一杯

赤紫蘇ヨーグルトソーダ。
目にも鮮やかなすっきりとした酸味のソーダ。
確かにこれは目が覚めます。
白烏賊の繊切り野菜印籠詰め

お出汁で炊いた白烏賊に野菜を詰め、炭火で軽く炙って香りづけをしてあります。
ソースは梅とカツオ節。

茗荷、大葉、胡瓜、人参、そして新生姜。
香りの強い野菜は大好きです。
茗荷のほろ苦さがたまりません。
ちなみに朝ご飯なのでアルコール飲んでいません。
お茶です。
上林春松本店の茶葉で淹れた冷たいお茶です。

結絆農園から

幻の白茄子揚げ浸し
埼玉県の深谷市に自社農園を持っているんですって。
そちらで収穫された白茄子。

深谷市のマスコットキャラクターふっかちゃんの胴体部分。
煮物や焼きナスにむいている茄子です。

やわらかいのに箸で持てるくらいしっかりとした実です。
噛むと茄子からお出汁がじゅわ~と広がります。
ご飯の食べ比べ

左が合鴨農法のつや姫、右が農林一号。

農林一号は日本ではじめて農林登録されたお米。
ひとくち食べて「あ、昔のご飯!」と、懐かしい人にあったような郷愁を感じましたw
子どもの頃食べていた、しっかりと噛み応えのある、ちょっと固めのご飯。
最近はふっくらやわらかなご飯ばかり食べていたので、すっかり忘れていました。
この味ですよ。お米って。

合鴨農法つや姫
ふっくらとして甘みを感じるお米
おいしいけど、農林一号を食べた後だと、まぁ最近のご飯よねという罰当たりな感想。
ところが、しばらくして少し冷めてから口に入れると、しっかりとした粒のお米になっているんです。
これはおにぎりにしたら絶品かも。
このお米を食べた後農林一号を食べると、少し古臭く感じるような…
たった2杯のご飯でジェットコースターのように、テンションあがったりさがったりw
基本高めの状態でですが。

お漬物は空心菜と赤ワインを使用したラッキョウ、ザーサイ。
胡麻油で炒めたという空心菜は買って帰りたいくらい気に入った逸品。
日本一の玉子かけごはん

ご飯をおいしく食べるのならTKG(玉子かけご飯)ははずせませんよね。
こちらの玉子かけご飯は凄いんですよ。

卵は赤木山麓にある藤井ファームの「しあわせなたまご」
放し飼いでのびのび動き回り、個室でゆっくり休むという幸せな環境で育っている卵なんですよ。
器の中の玉子はほんのりと温められています。
まずは、たまごかけご飯用に作られた金沢のひしお醤油をご飯に吹きかけ

卵を軽く箸で切るようにといてご飯の上に。

ひとくち、ふたくち…食べすすむと、なにやら不思議な香が。

トリュフだ!
トリュフの香りがする!!
箱の中に生卵をトリュフと一緒に保存することで、香りが卵に移るんですって!!
温めることでトリュフの香りがきわだつんです。
魔法の卵みたい(笑)
そして次からメインが続きます。

時鮭の炭火焼き 鬼おろし 和風ブールブラン

時鮭は鬼おろしのしぼり汁に漬けこみやわらかくしています。
鮭の皮っていつも食べずに残していたのですが、この皮は全部食べちゃいました!
皮の表面はパリパリで、裏はハラスのように脂がのっているんです。
添えられている和風ブールブランは魚の出汁と白ワインがベース。
エシレバターと生クリームで、とってもコクがあります。
ブールブランをご飯の上にのせるだけでもおいしい!(笑)
黒毛和牛ロースの燻しすき焼き

すき焼きといってるけど、割り下でしゃぶしゃぶしてて焼いているわけじゃないんですって。
割り下にもエシレバターが入っているとか。
最後に煙で燻して香りをつけているそうです。

本当にやわらかいお肉なんですよ~
ご飯にあわないわけがない!

蛤酒蒸しスープ

蛤の大きさにまずびっくり!!
もちろんスープも蛤の旨味が濃厚でおいしい!
丼で飲みたいくらい。
あっという間に〆のデザートです。
香り結絆

ブランデーグラスの中に銀座の蜂蜜とシャインマスカットを入れ、熱して香りを出します。
上には目の前でスライスしたトリュフ。

添えられているのはトリュフ入りのカステラと白あん入りの生クリーム、夕張メロンの金平糖。
熱せられたシャインマスカットは食感が少しもっちりむっちりした感じでおもしろい!
カステラは玉子焼きと伊達巻とカステラを足して3で割ったような舌触り。
トリュフの香りも強すぎず、ふんわり香る感じ。
一番驚いたのが夕張メロンの金平糖。
こんな小さいのに超メロンなのです(笑)
あぁ~これで終わりなのね…と名残惜しくなるデザート。
最後におみくじをひかせていただきました♪

ふっふっふ…吉です。
お店の入口に神棚があるのも銀座っぽい。

私の中のイメージでは銀座ってパワースポットなのです。
人生で経験したことのない未曾有の日々が続いていますが、もろもろパワーをもらったので乗り越えられる気がします♪
銀座 結絆 (割烹・小料理 / 銀座駅、内幸町駅、新橋駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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