三重県伊勢 女性の願いを必ずひとつ叶えてくれる石神さん

先日、死ぬまでに叶えたいと長年思っていた夢のひとつが、思いがけずタナボタで叶いました。
願い事を口に出して言っておくというのは、とっても大事なことだと思いましたよ。はい。
口に出さないまでも、新月の願い事のように毎月紙に書くことで、今、自分がなにをやりたいのか、そのためになにをするべきなのか、確認する作業は必要だと思います。
今回の旅の目的は、ブラタモリで紹介された伊勢志摩の景色を見ることでした。
それで志摩に行くのならと、以前から行ってみたいと思っていた鳥羽の石神さんにも寄ってみました。

正式名称は神明神社。
御祭神は玉依比売命(たまよりひめのみこと)。
古くから相差の海女さんに信仰されてきました。
そのことから、女性の願いをひとつだけ必ず叶えてくれると言われています。
ホームページもない小さな神社ですが、クチコミで今参拝する人が増えています。

ピントボケていますが、こちらがお社。

こちらは、平安時代に平家の戦いに敗れた源氏が身を潜めたといわれるクスノキの祠で長寿のご利益があると言われています。


参拝後、祈願用紙に願い事を書いて箱に入れます。
祈願用紙はなんと無料!
願い事はひとつだけです。
ここで大事なのが書き方。
「〇〇を叶えてください」なんて他力本願な書き方はいけません。
「△△までに〇〇できるよう努力します」といった書き方をします。新月の願い事と一緒ですね。
他人を変えるのではなく、自分を変える願い事の方が叶いやすいそうです。
つまり
「〇〇さんが私のことを好きになってくれますように」ではなく、「〇〇さんが好きになってくれる自分になって△月までにおつきあいをはじめます」といった感じで具体的に書くとよいそうですよ。
他力本願ではなく、自分自分が石神さんの前で努力することを誓うといった感じですかね。
なので、叶いやすいと言われるんじゃないかしら?
それでも他力本願、やっぱり神様のパワー欲しいよ~という場合はお守りを買うべし。
お守りはすべて手作り。伊勢志摩の土で染めた土染めの麻の生地を使っています。紫の星と格子の図柄はドーマン・セーマン。
ドーマン・セーマンは相差の海女が磯着に書いていた、海の魔物や災難から身を守る魔除けの図柄なんです。
格子がドーマン。縦横の格子が魔物の目をくらます魔よけの図柄。
星はセーマン。一筆書きで元の場所に戻ってこれることから、海女さんが潜っても、また安全に戻ってこれますようにという願いが込められています。
大量生産のお守りと違って、ちょっと不格好だけど石神さんの温かみを感じますよね。
小さな神社で駐車場も一番近いところは10台ほど。100メートル下にはいくつか駐車場があるので、そちらに置いて歩くのがオススメです。道も狭いので。
バスを利用するときは、バスの時間をしっかり調べてから行かないと、かなり待つことになります。
石神さんは願いをかなえてくれた後、お礼参りに行くと、またひとつお願いができるそうなので、是非お礼参りに行きたいものです。
神明神社(石神さん)
〒517-0032 三重県鳥羽市相差町1237
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