海、空、山、星、そして人。魅力いっぱい『青の国ふだい』 その2
海、空、山、星、そして人。魅力いっぱい『青の国ふだい』 その1 からの続きです。
みちのく潮風トレイル
普代水門を見学したあとは、山グループと海グループ、2つのグループに分かれました。
私たちは海グループ。
まずは、みちのく潮風トレイルを散策しました。
みちのく潮風トレイルは青森県八戸市から福島県相馬市の約700kmをつなぐロングトレイルです。
中でも岩手県の野田村から普代村までの26.31kmの区間はオススメのコースとしてホームページでも紹介されています。
>>http://tohoku.env.go.jp/mct/modelcourse/course_03.html
すべてを歩くのは無理なので、黒崎漁港からネダリ浜までの道を往復しました。
海沿いの道を歩いて行きます。
このエリアは三陸ジオパークに認定されています。
ジオパーク好きにはたまりません。
まるで某映画会社のオープニングのような荒々しい波が打ち付ける海があったかと思うと
穏やかに透き通った海も。
ほんの少し歩くだけでいろんな表情の海を見ることができます。
このトンネルは機械を使わず手で掘って作ったものだそうです。
ほとんどが断崖の海ですが、ネダリ浜には少し砂浜が。砂というより小石浜?
荒々しい海と穏やかな海、ごつごつした岩と丸い石。
歩くたびに発見がある道でした。
以前、済州島に出かけたとき済州オルレを体験しました。
>>のんびり人生を振り返りながら歩く済州オルレを体験♪
オルレは済州島の方言で「通りから家に通じる狭い路地」の意味。のんびりゆっくり自分のペースで歩きます。済州島から韓国に伝わり、最近は九州でもいろんなオルレのコースが出来ています。
みちのく潮風トレイルは韓国の人にも人気が出そうですよね。
>>みちのく潮風トレイル
>>三陸ジオパーク
三陸ジオパークと昆布漁
黒崎漁港に戻ってきたら、次は海からリアス式海岸を眺めます。
乗るのはなんと漁船!!
漁船に乗るのは初めてです!!
関係ないのですが、波が来るたび岸壁から潮が吹きだしているのがおもしろかったです(^^)
船から先ほど歩いた道が見えました。
結構揺れます。どこかに捕まっていないと、立っていられませんでした。
水量が少ないですが滝も見ることができました。
この日は本当にお天気が良くて、本州最東端の魹ヶ埼まで見ることができました。
写真一番左の薄い水色の岬です。
先ほど見学してきた普代水門。
わかめの養殖の様子も見学しました。
ちょうどわかめを間引いているところでした。
スケッチブックを使い詳しい説明も。
外洋で育つわかめは肉厚で身がしまっているそうです。
わかめの芯抜き体験
漁船を降りたら、先ほどのわかめの芯抜き体験です。
わかめの真ん中の芯を手作業で取っていきます。
わかめの茎と先の部分もカットして仕分けしました。
わかめの先の部分は「ここから色が変わっているから、ここで切って」と言われるのですが、どんなに見つめても色が変わっている部分がわかりません(^^;
長年作業している漁師さんの目は凄いです。
私たちはほんの少し、自分たちの夕ご飯の分だけ作業しましたが、すべてのわかめは手作業で芯抜きや、茎と先の部分のカットを行っているそうです。確かに機械ではできそうにない細かい作業です。
今度からわかめを食べるとき、漁師さん達に感謝して食べるようにしようと思いましたよ。
国民宿舎くろさき荘へ
作業を終え宿泊先の国民宿舎くろさき荘に着いたのは、夕方5時過ぎでした。
大浴場で疲れを癒し、おいしい夕ご飯を食べ、満天の星空を眺め、11時過ぎに就寝しました。
国民宿舎くろさき荘の記事はこちら
>>すべてのお部屋がオーシャンビュー『国民宿舎くろさき荘』
>>岩手県普代村のおいしいものが大集合!くろさき荘のお食事
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