横浜の夜景を眺めながらいただく極上懐石『星のなる木』

先日、通っているパン教室の10周年記念ランチを、みなとみらいの『モノリス』で行ったのですが、
その時最後までどちらにしようか悩んでいたのが青山の『星のなる木』。
お昼のお食事だと、お値段もそんなに変わらず、和食か洋食かの違いくらい。
青山はちょっと遠いしな~と諦めたのですが、横浜に『星のなる木』がOPENしていましたよ!!
知らなかった・・・。
もっとアンテナ張ってなきゃダメね!!
今回、こちらでちょっとした会食が行われたので参加してきました。
横浜の『星のなる木』はスカイビルの28階。

始まった時は、まだ明るかったけれど夜景が期待できそうです。
いただいたのは、懐石ディナーコース 一期一会。
7,000円のコースに飲み放題をつけて10,000円です。

飲み放題メニューはこちら。

一番絞りをいただきました。
先付

春野菜と子持ち昆布の木の芽ジュレ添え
蚕豆 蕨 うるい 長芋 ラディッシュ
春の息吹を感じる一皿からスタートです。
葉わさびと鰹のジュレ。
八寸

鴨野と葱の酢味噌添え
里芋フォアグラ味噌田楽
雲丹と生湯葉 新生姜醤油
蛍烏賊松前木の芽味噌焼き
大和芋の玉蜀黍射込み磯部揚げ 黄身醤油
海老と水茄子芥子餡添え
松葉串 蛸の桜煮 大根 蕗
『星のなる木』といえば、この八寸ですよね。
まるでジオラマのよう。
見ているとなぜかサラサラと流れる水音が聞こえてきそうです。
それもそのはず、春の庭をイメージしているそうで、わさびの葉はお庭の池を表していました。
食べるのがもったいない…。

食べるけど(笑)
小さいけれど、どれも完成された一品。
見た目の繊細な美しさはもちろん、
野菜とお肉や海鮮との組み合わせが、
しっかりと計算されているんですよ。
おいしいものを少しずつ食べる…これって本当にうれしい。
椀物

清汁仕立て
鮎魚女 人参 板蕨 花柚子 色紙葱
鮎魚女は揚げてあるので、食べやすく、清汁にコクをプラスしています。
上に乗っているのは板蕨というものでした。
蕨餅だけでなく、こんな食べ方もあるのですね。
蕨粉も清汁も伝統的な日本食だけど、調理法で新しい日本食になるのね。
造り

本日の三種盛り合わせ 春のあしらい
ヤリイカ、ヒラマサ、キハダマグロ

烏賊墨醤油、柴漬け醤油、茗荷醤油でいただきます。

ヤリイカは当然烏賊墨醤油で。
ヒラマサは柴漬け醤油、キハダマグロは茗荷醤油でいただきました。
焼物

桜鯛コンフィの二種焼き
鯛白子餡、酒盗餡、グリーンアスパラ、檸檬
どちらも濃厚な餡ですが、桜鯛の淡白な身とよくあいました。
というか同じ桜鯛が餡によって味が全然違うんですね。
温物

フォアグラの香煎揚げ煎茶餡
こごみ、蓬麩、 シブレット

なんとフォアグラの衣に使われているのは砕いた柿の種!!
高級素材のフォアグラにお菓子の柿の種?
いやいや、柿の種って新潟の伝統菓子だから、これはこれで”あり”なのか。
う~~~~ん、頭の固い私の常識をやぶるお料理ばかりです。
強肴

松坂牛サーロインの炙り
春子椎茸、ペコロス、スナップ豌豆、千草、シーソルトブラック、柚子胡椒、ちり酢

シーソルトブラック、炭塩です。
和歌山の炭塩が有名ですよね。

私は柚子胡椒の方が好みかな。
お肉がおいしいので、何もつけなくてもいいんですけどね。
食事

桜海老と生姜の炊き込み御飯
香の物、赤出汁合せ味噌仕立て
お米にもこだわり、1粒2mm以上のお米だけを選んで炊いています。

お米一粒一粒に旬の桜海老の旨みがギュギュっとつまっていて、
もぎゅもぎゅむぎゅむぎゅ
噛みしめるたびに口の中に広がるし・あ・わ・せ♪
おむすびにして、家族へのお土産にしたかった。
甘味

讃岐和三盆のなめらかプリン
青山の「星のなる木」でもいただきました(^^)
また、食べられて嬉しい!!
本日も大満足のお食事でした。
ビール以外で飲んだのは、
飲み放題コースから
ウィスキー「富士山麓」のハイボール

芋焼酎「ちょうちょうさん」をロックで。

丸くてコロンとした氷がかわいい♪
お食事が終わる頃には、予想通り窓の外に横浜港の夜景が広がっていました。

横浜にまたひとつ素敵なお店が増えましたね(^^)
これからも利用したいと思います。
横浜 星のなる木 (懐石・会席料理 / 横浜駅、新高島駅、高島町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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