鹿肉。それは山陰海岸ジオパークからの挑戦状(笑)

鹿の写真はフリーサイトからお借りしました⇒http://free-images.gatag.net/2012/12/12/100000.html
山陰海岸ジオパークを旅行したことがキッカケで、城崎温泉 富士見屋ホテルの若旦那さんとFacebookで友達になり、今回おもしろいものをいただきました。
それは・・・
鹿肉
昨年北海道に行ったとき、3日目の夕食は鹿肉でした。ところが、記録的な暴風雪のため予定していたホテルにたどり着くことができず、幻の鹿肉となっていたのです。
最近は鳥取や兵庫でも鹿肉を使ったお料理が研究されているようで、都内でイベントなども開かれていて、気になっていたんですよ。
長男の大学では学食で鹿肉ステーキがあったそうだし。<彼も昨年北海道で食べそびれたので、とても気になっていたらしい(笑)
そんなおり、「よろしければ送りましょうか?」と言ってくださったので、図々しくいただいちゃいました(^^;
で、届いた次の日、次男高校の卒業を祝う会で鹿肉が出たという<なんというタイミング

こちらは狩猟が趣味というお父さんが獲ってきた鹿肉をカレー味で煮込んだあと缶詰にしたお肉。缶詰は数年置くとさらに熟成されて、やわらかく、おいしくなるのだとか。「昨年缶詰にしたばかりなので、まだまだなんですよ」と、そのお父さんは言っていました。
その鹿肉に高校のカフェテリアのオーナーがカレーソースをかけて調理してくれたのです。
ほとんどの人が鹿肉はじめてで、おそるおそる・・・といった感じで手を出していましたが、実際食べてみると、やわらかくて臭みもなく、あっという間に4皿の鹿肉がなくなりました。
これは美味しい!!
というわけで私も挑戦です。
次、鹿肉の写真でてきます。苦手な人は要注意。

こちらがいただいた鹿肉。サムネイル表示です。クリックで大きくなります。
鹿肉は高たんぱく質低脂肪で、今、注目されているんですよね。しかも、鉄分を豊富に含んでいるとか。
ただ、ヘモグロビンやミオグロビンといったヘム鉄を多く含んでいるため、お肉が赤くて、それがちょっと敬遠されているとか。
また、硬くて匂いがきついと言われていますが、それは血抜きなどの下処理ができてないからなのだそうです。

若旦那さんからは「塩麹漬けて焼くといいですよ」とアドバイスをもらい、我が家にあった塩麹で漬け込もうと思ったのですが、写真を見るとわかるようにちょっと筋が多いな・・・と感じたんですよ。
それなら煮込んで牛スジカレーのようにしたら美味しいのではないかと考え、くず野菜、葱、生姜とともに1日コトコト煮込みました。

鉄分が多いので煮込んでも赤いです。
そしてカレーに。


見た目悪くてすいません。
この日、仕事だったので帰宅したら既に子ども達に食べられ、これくらいしか残っていませんでした。
結論
鹿肉は1日煮込んでも、牛肉のようにホロホロとしたやわらかさにはならないです。
牛とも馬とも鯨とも違う独特のにおいがあります。
長男から「学食のステーキは、こんな匂いしなかった」と言われました。
卒業を祝う会で食べた鹿肉もおいしかったし。
鹿肉・・・私の腕では難しい食材でした。降参です(^^;
悔しいなぁ~
あ、でも、カレーなので完食となりました。無駄にはしていません。
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