古からのパワーを感じるカツラの千年水
2日目は
但馬に日本の名水百選に認定されている名水があると聞いて
車で鳥取駅から2時間半走り但馬高原植物園に行きました。
上の2枚の写真が和池の大カツラと、その根元を流れる湧水です。
大カツラは主幹は支幹の太さ約3メートルほどですが
樹叢10数本に囲まれ、
樹冠幅は東西各10メートル、南側16メートル、北側10メートルと
名前どおり本当に大きな木でした。
今回はじめて知ったのですが
カツラの木は「一里四方の水を集める」と言われていて
和池の大カツラは瀞川山から水を呼び寄せているのだそうです。
カツラの木の下を水が流れているのですが
まるで大カツラの木から湧き出ているようですよね。
千年水の名前の由来は
但馬高原に降った雨水が地上に湧き出てくるまで千年かかるといわれているからだそうです。
大カツラの横では水が飲めるようになっています。
通年10℃の水はひんやりとして
口に含むとやわらかく、透き通るような味です。
水って味なんてしないんじゃないの?と言われそうですが
水によっては「甘露」という言葉があるようい甘みのある水もあるんですよ。
千年水はまったくクセのない味でした。
これならコーヒーや紅茶、水割りなど、素材の味を引き立てそうです。
今、飲んでいる水は1000年前に但馬高原に降った雨・・・と思うと
なんか不思議な気分ですよね。
1000年前の水を飲んでいるんですよ。
大カツラの木がタイムマシンのように思えてきます。
お水は汲んで帰ることが出来ます。
湧水に足をいれられる場所があったので
早速いれてみました。
10℃ってめちゃくちゃ冷たいです!!
足が切れる感じでした(笑)
暑い日だったのですが
但馬高原植物園の中が涼しかったのは
園内をこの水が流れているからなんでしょうね。
そういえば私勘違いをしていました。
但馬高原植物園の中に和池の大カツラがあるのだと思ってましたが
大カツラを保護するために但馬植物園ができたんですって!
大カツラ以外にも広い敷地にたくさんの樹木があり
マイナスイオンた~~っぷりな場所でした(^^)
こんな心惹かれるイベントも!!
この日は晴れた土曜日だったので
どちらも体験できず(;_;)
もう一度訪ねたい場所です。
但馬高原植物園
〒667-1347
兵庫県美方郡香美町
村岡区和池709
TEL 0796-96-1187
http://over-land.sakura.ne.jp/
そして、今回帰ってきたからすぐ近くに同じように大きなカツラの木と湧水があることを知りました。
それは兎和野の大カツラ。
すぐ近くだったのに・・・
心残りです・・・。
こちらもよろしく(未完だけど)
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