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老舗の鰻は身はしっかり、タレは辛口@横濱八十八

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横濱八十八
おいしいものが大好きです。
が、もうすぐ生まれてから半世紀を迎えようとしているのに
鰻は初心者です。

鰻が食べられるようになったのは2008年の7月18日!!

どうしてこんなしっかり覚えているかというとブログに残っていたから(笑)
ブログを長く続けていると、こんな利点(?)もあるんですね。

鰻を克服したら、
今度はむしょうに鰻が食べたい。
でも、高い。
昨年からは更に鰻が高騰。

というわけで、長く生きている割にはお店の鰻はまだ数回しか食べていません。

そんな私に、
「すっごいおいしい鰻を食べさせてくれるお店があるから食べにいかない?」とお誘いがあれば
そりゃぁ行くよね!
行っちゃうよね!!

いつ、おいしい鰻を食べるの?

今でしょ!!

と、鼻息も荒くでかけてきました(^^)

横濱八十八
場所は関内駅を降りて5分ほど。
吉田町にある横濱八十八

横浜の鰻といえば
「辛口の八十八、甘口のわかな」と言われるくらいの名店中の名店。

創業は明治43年。
ところが諸事情により10年前に一度お店をたたんでしまいました。
それでも、横浜開港祭などにお店を出すと大人気で
お店の再開を望む声も多く
この春お孫さんたちの手でついに営業を再開したんですよ。

さすが、グルメな友人は見つけてくるお店が違うねぇ~。

期待度マックスで入店しました。

お店の外観からっものすご~い高級店な感じがするけど
うな重は3500円と普通の鰻やさんとそんなに変わりません。

お店のおすすめは3つのお膳からなるお膳料理ということで
大奮発して鰻の白焼きがつく『丁山』6,800円をオーダーしました。
友人は御造りがつく『幾世』5,900円です。

横濱八十八
はい、こちらが『丁山』の一の膳です。

これにご飯があればそれだけでお腹いっぱいじゃね?ってボリュームです。

そして色合いも鮮やかで、目でも味あわせてくれます(^^)
横濱八十八
ピンチョスなんざー最近流行っているようだけど
日本には日本の粋なおもてなしの一品つーのがあるんですよ。

横濱八十八
そして、人生初白焼き!!(笑)

鰻が食べられるようになったのが最近ですから
白焼きなんてハードル高くて(笑)
あの独特のタレなしの鰻、
食べられなかったらどうしよう・・・と悩みながらの挑戦。

横濱八十八
うまいわ。これ。

わさび醤油で食べても鰻おいしわ~。
嫌い、嫌いと思っていたけど、
鰻の身にはあまりクセがないのね。
食べやすいわ。

他にも、一見もずくに見えた小鉢は昆布そうめんで
冷たいお出汁と一緒にいただくと
口の中がさっぱりして
もう1枚白焼き食べられそうでした。<おい

そして、来ましたよ!二の膳!!うな重。

横濱八十八
肝吸いとおしんこつき。

横濱八十八
このおしんこが米糀で漬けてあるの。

うな重のおしんこというと奈良漬と思われがちだけど
味が濃い奈良漬よりも
さっぱりした米糀漬けの方があうかも。

横濱八十八
見てよ。この艶!照り!!

早速、いただきます!!
横濱八十八
むほぉ~~!

鰻克服できて良かったぁ~~(感涙)

八十八の鰻は身がしっかりしているの。
皮はパリッと焼いてあって
そこに存在感のある身。
鰻ってふわっとやわらかいものかと思っていたら(そんなたくさん食べてないけど)
こういう鰻もあるのね。

で、辛口のタレの意味がわかった。
お砂糖を使ってないの。
お醤油と味醂のみ。
だから、わりとあっさりめ。

鰻っておいしいんだけど途中でちょっと飽きてきちゃって
家で食べるときはお出汁をつくり
鰻茶にしちゃうの。

でも、ここのうな重はそんなことしなくても
最後まで飽きさず食べる事ができるの。

ちょっと味が薄いかな・・・と感じたら
テーブルの上にタレがあるので
それをかけて食べることができます。

“うな重つゆだく”なんて贅沢な食べ方ができちゃいます。

今まで食べた鰻と
ちょっと違ってて斬新な鰻でした。


あと、ここは山椒が変わっています。

緑!!
横濱八十八
蜜柑畑の間で栽培された
多分葡萄山椒。

緑色をしているのは純度が高い証拠。

横濱八十八
最初はそんなに辛さを感じないんだけど
あとから下の上にピリピリした辛さが来ます。

でも、イヤな辛さじゃなく
爽やかな辛さ。


最後の三の膳はデザート。

横濱八十八
胡麻豆腐の餡子よせは口にして????

おいしい。
特に上にかかっている粉が
下の甘さを引き立てていて
すっごくおいしい。
この粉ってなに?
食べた事がある味。
しょっぱくて、かすかに甘い。
なんだろう?なんだろう?と悩んでいたら
お店の方が

「柿の種です」と。

うぉぉぉぉ!!
柿の種かーーーー!!
言われてみれば納得。

老舗なのに
冒険心・・・というかチャレンジ精神も忘れていなぁ~~~い!!

近々八十八オリジナルの鰻が登場するかもしれません。

お店は実は昔銀行だった建物。
横濱八十八
私が今回座った席は
なんと金庫室の中(^^;

横浜って昔の建物が多く残っているじゃないですか?

そういうところって見学しかできないけど
中で食事ができるのっていいですねぇ~。


もうすぐ土用のうなぎの日。

復活した横浜老舗の鰻を食べにいってみませんか?


八十八 吉田町店うなぎ / 関内駅桜木町駅馬車道駅

昼総合点★★★☆☆ 3.8



横濱八十八の鰻が
とぉ~~っても気に入ったので
横浜の女性のためのサイト Hamawoでも紹介させていただきました。
あわせてこちらもお読みください。
明治43年創業。一度消えた老舗の味がこの春復活。『横濱八十八(やそはち)』
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